クリエイターとしての道を極めたい。 そのために起業した経緯とは! 株式会社カクシン 太田社長

本質的なものづくりがしたい」と語るKAKUSINの太田社長。
クリエイターとしての生き方、考え方について。またAJARAプロジェクトにかける想いを伺いました。

※AJARAプロジェクトとはKAKUSINさんが進めるARやAIを使ったSFのような脱出ゲーム施設企画。https://ajara.kakus.in/

人物紹介:齊藤
ほっこりする世界観が好きな人。最近料理を始め、みじん切りを覚えた。

 

人物紹介:太田社長
東北大学、東北大学院を卒業後、2006年に新卒で株式会社IMJに入社。2014年に独立、株式会社KAKUSINを創設。

クリエイターになったキッカケ

まずは新卒でIMJさんに入られた経緯をを教えてください。
もともとはCMプランナーになろうと考えていました。

というのも学生時代から服とか音楽とかいろんなものづくりをやっていたんですけど、そこまで僕の中に世の中に何かメッセージを届けたいということのはないなって思ったんです。

一方製品って世の中をよくするために作られているじゃないですか。広告って製品のメッセージを一番きれいに、そしてクリエイティブを絡めてそのメッセージをきれいに見せるところがいいなって思いました。その中で広告が一番いいなっとおもって広告業界の会社を受けていたという感じです。

その中でIMJさんだったら自由にやらせていただけそうだったのでIMJさんに入りました。

18年間くらい会社員をやられていたと思うんですけどそこから独立をしようと思ったきっかけは何ですか。
独立しようとおもったきかっけは本質的なモノづくりがしたいとおもっていて。

このままやっていても自分がクリエイターとして作り手として成長がないなと思って。やめようと思ったのがきっかけですね。

というのも、マネージャーみたいなことをさせていただいたんですが、マネージャーとか室長とかっていやだなと思ったんです。人事の評価とかもあるし、プロデューサーとかも兼ねていたのでお金の管理とか経費の打ち込みとかもめっちゃ嫌でした。

いわゆる管理業務だったりとかお金みたいな部分が頭の中を結構占めていたからクリエイターとしての成長がないと思ったんです。

なるほど。なぜフリーのプロデューサーにならず会社を立ち上げたんですか?
強いクリエーターがたくさんいたほうが刺激的なんですよね。

いろんな人がいて、あーこいつこんなことやっているんだとか、そんなことやっているんだ、すごいな。とかなっている状況が好きなんですよ。だからそういう状況じゃないと自分自身やっていけないなと思っていて。それで会社を立ち上げたんです。

社内の雰囲気

なるほど。環境といえばオフィスを拝見して結構社員が自由に働ける環境だなと感じました。

社員さんに対する考え方とか大事にされている部分ってありますか。

規則規則と言わないことです。だから、「やりたいこと」があって「自分でやっていける力がある人」にはいい環境なんじゃないですかね。

「やりたいこと」があってもやらない人はやらないし、やりたことがあって「自分でやっていける力がある人」は自分で期限決めるし何をしなきゃいけないか考えるので。

うちはすべての案件がオープンになっていて手を挙げた人がやるんです。もちろんかなわないこともありますけどね。

でも「こういうことがやりたいんだ」とか、「次にこうしたいんだ」というのがあればやってほしいと思っているし、「こういう仕事がやりたい」といわれれば基本的には僕が作りにいきます。

僕は、別に寝ながら仕事していてもいいし昼間から酒飲んでるやつもいるし。それに対して何も言わないです。

僕が一番気にしているのは作ったものに対してはめっちゃ言うと決めているのでそこ以外のことは何も言わないと決めています

それこそクリエイターさんがたくさんいらっしゃる環境だと、お一人お一人の個性も強いと思うんですけど。
すげー強いです(笑)
そうですよね(笑)
各々がばらばらに動かず会社としての目標に向かっていくために何かしていることはありますか。
ばらばらに動くのがいいんじゃないんですか。

言われたことだけをやるとか、決まったことだけやる人はいらないというか向いてないと思っています。例えばVRの会社だとVRの方向でやっていけばいいと思うんですけど、僕らってお客さんもいます。

VRでもいろんな機器があるしVR以上のテクノロジーもあるし、それに対して一つの手段とか方向性だけじゃなくていろんなバカみたいなことをやっているほうがクリエイターにとっては刺激なんじゃないかとは思っています。

ちゃんと一番いいものを作るって思いだけあればあとは別にいいかなとおもっているので。

AJARAプロジェクトについて

VRといえば、KAKUSINさんのAJARAのプロジェクトを拝見させて頂きました。

※AJARAプロジェクトとはKAKUSINさんが進めるARやAIを使ったSFのような脱出ゲーム施設企画。https://ajara.kakus.in/

VRTokyo池袋店が閉鎖したりVR機器が消費者に広く知れ渡ったりしている状況のなかで

それでもやっていくのはなぜですか?

本当にやりたいことはクリエイターの遊び場を作りたかったんです。

ToCの施設で“ぼくら“が提供するなら何でもできるじゃないですか。そこにARもあればVRもあるしMRもあるし最先端のタッチディスプレイもあるし。自由に組み合わせてクリエイティブを作っていけるってクリエイターにとっては夢の環境なんですね。

また各企業様の3年4年先の製品というかテクノロジーを実験段階から使わせてもらえるかもしれない。またそこの研究をしていたり製品を開発しているところはプロモーションとかブランディングしたいだろうなと思っています。

あともうひとつ、弊社クライアントに最先端の技術のプランニングをしてたりしているんですけど、この技術とこの技術組み合わせてこんなことやったら超すごいよというプレゼンをしたりするんすよ。そうすると必ず「それってどこがやっているんですか」って話になってしまって。やってないから僕ら提案しているんだけどみたいな。

今ないものをプレゼンするって難しいですよね。

だからその施設で半分テクノロジーショールームとしても提供したいなと思っています。

それと消費者に真の意味で脱出ゲームを提供したいと考えています。あ、脱出ゲームってやったことありますか?

ないです。
脱出ゲームってこの空間から謎をといて脱出せよって言われるんですよ。

そもそもなんでぼくらがここに閉じ込められているのかわからないっていう。そもそもね。

そこを良しとしても謎もひどいんです。殺人の現場でクロスワードとかさせられるんですよ。

「え、なんでこのクロスワードやるの?」ってねw

薄いんですよね。「なんでこれクロスワードになってるの?」みたいになっちゃうので。

そこってエンターテインメントになり切れていないなって感じています。

ストーリーはもっと自然に、演出は最先端で映画の中にはいって自分が主人公になるような体験を作りたいんです。

そういうのを純粋にやりたいなと思うのは太田さんご自身の手で作りたいというお気持ちが強いですか?
そうですね。前と同じことしたくないし自分にとって新しくてすごく面白いものをやっていきたいです。

どんどん進んでいくと結局最先端のものになってしまうんですけど、それをちゃんとエンターテインメントも含めてプロデュースする。それがしたいんです。

ありがとうございます。

最後になりますが、これから新しい技術だったりとかそういうところで独立をしたいと思っている方は多いと思うんですね。そういった方が起業するときにアドバイスとかってありますかね。

難しいですね。でも唯一大切なことは誰に馬鹿にされてもいいのでこういうことをやるって、常に会う人に宣言をしていくっていうのが最低限必要だと思います。
確かにそれは大事ですよね。太田さん、本日はありがとうございました!

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