昼間の仕事をご案内、夜の女の子向けにリクルート支援 株式会社ゼロベータ 日詰社長

夜のお仕事をしていた女性が社会に進出するための支援サービス『昼職コレクション』を主な事業としている株式会社ゼロベータさん。彼女たちの価値を見いだせた切っ掛けなどを教えて頂けました。
※現在は昼職コレクションにサービス名変更
人物紹介:古林
女性の社会進出だけではなく、できれば自分の世界進出も支援して欲しいと企む野望強き経営者専門インタビューアー。

 

人物紹介:日詰社長
自社プロダクトで元ナイトワーク女性の社会進出を支援を目指し、就労支援やWeb制作を手がける株式会社ゼロベータの日詰社長。

元ナイトワークの女性向け就労支援

ではまず、ゼロベータさんんお事業内をお聞かせ下さい

元ナイトワークをやっていた女性に昼間のお仕事を紹介する転職支援をWebでやっています。水商売から風俗の女の子まで、そういった仕事に就いていた女性の転職サポートって感じです。

企業さん向けに言うと、元ナイトワークの女性に特化した人材紹介サービスという形でやらせてもらっています。

もっと分かりやすく言うと、元夜の女の子向け『とらばーゆ』というイメージですね。

企業側にもメリットがあって、そういった女性の方達にもメリットがある、みたいなところで回されてるっていう形ですね。

昼職コレクション/フルコミ女子と、複数のWebサービスで女性の就労支援を仕掛けていますが、それぞれサービスの紹介をお願いします。

今、大きくやってるサイトが複数有りますね。

1個は夜のお店を紹介するサイトからスタートしました。タダそれは失敗しちゃいました。

次に「夜の女の子」達は、実は昼間の仕事を探しているということになり、そっちに需要があり「昼職コレクション」というサイトが出来ました。

それでその2本で走らせてたんですね。

そこからもう1個作り始めているのが、そのナイトワークをやってる女の子の中でも、9時〜18時って働き方が出来ないシングルマザーがおられるんですよね。

かといって9時〜17時とかでスパッと派遣事務みたいに上れるか、っていうと事務スキルが無いので、そういった仕事に就けないんですよね。

「じゃあどうする?」、ってなった時に「夜の仕事やってました」みたいな。

だから、そういった女の子も歳とってきた時にどこも行くところ無くなっちゃうじゃないですか。「じゃあ彼女ら何が出来る?」ってなったとき、営業が出来るんですよ。

なので、その今作ってるのが、フルコミ関連です。商材を売って来て欲しい会社って腐るほどあるんですよね。

そういったフルコミで働くっていう働き方って、女性に向いてるんじゃないかなと。

その9時-15時でもいいし、変な話9時から12時でも空いた時間にバリバリもう売りまくるとかでもいいと思うんですよね。

もしくは夜の仕事しながらでもトライ出来る形だと思うんです。

もっと言うならもう今なら「パラレルキャリア」って言うように、もう正社員で働くことって必ずしも正しい答えじゃないと思っていて。別に、3つ会社勤めていても良いと思うんですよ。

もしくは自分で起業してて、副業で会社勤める。その逆も然り。みたいな、いろんな働き方があると思ってます。

そういった意味で言うと、縛られない働き方っていうのが僕は理に適ってると思ってるんです。

じゃあそういう「フルコミで仕事を与えたい会社」と、「フルコミで仕事をしたい女性」それをマッチングするサイトを作れば、それはそれでニーズがあるんじゃないかなと。

うちはその本体は昼間の仕事を紹介するサイトから、例えば「こういうフルコミだけの仕事集めたサイトもあるから、じゃあこっちもじゃあちょっと見てみて」みたいな。

…っていうのがあります、と。

もう1個サイトがあるんですけど、多分その話しちゃうとズレちゃいそうなので、今そこはちょっとリニューアルというか。

いろいろ考えることもあるので。
ということは、離脱率を減らして、中で占有させる・回遊させる、みたいなところを狙うってところですかね。

やろうとしていることは一緒で就業支援なんですけれども。

条件に合わせて、みたいな。

やっぱり、形が違うと思うので…。

ちょっと高めのハイブランドのお店もあれば、ちょっと廉価版の、ロープライスのお店も持ってたりとか。

棲み分けというか。

女性達の悩みから生まれる

私も最初にお話聞いた時に、凄い社会的意義のあるサービスって思って…。

そもそもこの事業をやり始めようと思ったきっかけみたいなところも伺いたいです。

先にプロダクトの方から作ったのか、そういう女性の方から問い合わせみたいなところがあって作ったのか、そこの経緯はどういう感じなんですか?

まずは問い合わせですね。

元々はその失敗作から来てはいるんですけれど、それは完全にプロダクトありきでスタートしました。

どうして夜のお店を探す夜の求人サイトからスタートしたかっていうのをまず。

元々僕は大手アパレル会社で仕事していて、女性の採用の仕事がメインの仕事だったんですよ。採用の仕事ってかなり効率が悪くて。

働くのってほぼ女性なんですけれども、女性って働きにくい国だな、とか。子供がいると出勤出来なかったりとかで、いろいろあって。

自分の中で、モヤッと「こういうのをやりたい」ってあったわけじゃないですけども。

女性の雇用、女性の採用・働き方、みたいなところを挑戦してみたいなっていう領域ではあったんです。

一緒に会社を作った相方がいるのですが、親戚がスナックを経営されてて。

夜のお店って完全に人手不足らしいんです。。

良いサイトを作って飛び込んでいけば、もしかしたら夜のお店に革命を起こせるんじゃないかな、と。

ただ、それでプロダクトを作って、自分らなりに考えて出した正しい仕組みを作って持って行ったんですけども、それは通用しなかったんですよね。

2年半頑張ったんですけれども、稼げなくて疲弊してきてですね。

その中で、ただ夜の女の子の会員は勝手に溜まっていく仕組みであったので、やっぱり方向転換しないといけないなと。

そんな中、何人かの女の子とお会いしたんですよね。そこでヒアリングを初めてしました。

「もうぼちぼち昼間の世界に行きたいんですけどね」「探し方が分からなくて」「履歴書の書き方が分からなくて」っていう声が何個かあって。

この子達の課題はそこなんだな、と。

で、一方で、もう空前の人手不足なので、もう誰でも欲しがるようなハイスペックな層なんて皆取り合いなので、如何に職歴・学歴はパッと見、見栄えは良くないけれども、そういった人材を積極的に採用して育てていく会社しかもう残らないだろう、と。

そういった中で、「元ナイトの女の子って採用ニーズあります?」って訊いたら、「全然採用したい」っていうのは即答で返って来たので「あ、これ行けるな」と。

じゃあそれをマッチしてる会社ってあるのかな、っていうと、無かったんです。

なるほどなるほど。

まとめますと、最初のプロダクトは頭で考えて「これ行けるんじゃね?」って思って突っ込んでいったんだけれども、現場はそこまで求めてなかった。

要は、必要無いものを必死で作ってましたと。

その逆で、女の子は実は悩んでいて、企業はとにかく人を採用したい。さらには、そこをマッチしてるライバルはいない。

「これは行けるな」っていう、ニーズから作った作品ですよね。

そういったところがあるから、何か、応援してくれる人とかも付いてくれてるんですかね?

いや、どっちかと言うとね、人を応援するっていう気持ちでやってるし、そういう言い方もしてるからかなと。

だから人の支援…自分の利益のためにやってないからだと思うんですよね。

だからボランティア、NPO然り、もしくはクラウドファンディングとかは正にそうだとおもいます。

そうですね。

単純に「そのプロダクトの想いが熱いな」とか「ちょっと応援したいな」と思うから、もうどんどんお金を出す時代になってきてるじゃないですか。

うん、「ファンを増やす」っていう奴ですね。

そうそう。そういう意味で言うと、僕らは何か「夜の女の子を斡旋して利益を稼ぎたい」とかっていうよりも、「悩んでいる女の子が次々来るので、そこで仕事を決まってもらえば…」、それがまずやり甲斐ではあるんですよね。

で、変な話、

「ここの会社に就職が決まれば物凄いマージンがもらえるとこ」ってあったとしても、別にそこを積極的に勧めるというよりは、「こっちは大した報酬は出ないけど、こっちの方がいいんじゃない?」っていうのは全然そっちを紹介しますし。

だから、利益も当然重要なんですけれども、何かその人の人生を賭けて、人生が変わるターニングポイントに向き合ってると思っています。

…っていう気持ちで毎日やっていると、
「何か応援出来ることあるかな」って言ってもらえる会社さんなり人が
この1年2年で増えて来たので、何とか会社として存続出来てるかな、と。

正直、全然まだ儲かってないんですよ。

全然儲かってないけれども、何とかまだ続けられてるかな、っていう。気持ちの問題ですね。

だからもう、恰好つけると、ユーザーファーストですよね。

まず第一なんですよね。サービスを知ってもらって、そのサービスを見た女の子の中で「ホントかな? ちゃんと紹介してくれるのかな?」って子もいると思うんですよね。

それってやっぱり口コミとか信頼性が重要だと思うので…。

そうですよね。
それも今後メディアに出ていくとか、信頼性の担保も重要なんですけれども、一番重要なのはやっぱりサービスの中身だと思ってます。

ちゃんと来た女の子に本当に誠実に対応して、仕事が決まった後もちゃんとフォローアップして一連の流れ。

大変ですけど、それをきっちりやることで、その女の子の友達がだいたい夜の女の子なので、その女の子も自然と友達に伝えてくれるんですよ。

なるほどなるほど。

だから「私の友達もお願い出来ませんか?」ってのが一番デカいですよね。

変な話、広告を掛けずとも勝手に友達連れて来くれる。

あとはもう、サービスの対応ですよね。どこで差が付くかっていうと、1人1人行けない可能性あるし、質もそうだし。
そうですよね。
周辺サービスで、仕事のサポートだけじゃなくて、じゃあ「うちはちゃんと部屋の面倒も見れますよ」とか。

例えば「保険にちゃんと入った方が良いんじゃないですか?」とか、そういうのももちろんやろうと思ってますし。

もっと言うなら、「パートナーがいた方がより仕事に打ち込めるんじゃね?」みたいな恋活・婚活のようなこと。

僕らがやりたいのは、夜の女の子向けのリクルートを作りたいんですよ。

人材を軸とした、SUUMOがあり、ゼクシィがあり、みたいな。

だから僕ら、そのマーケットを獲っていきたいんですよね。

はいはいはい。

…っていうのがやれれば、別に夜の仕事やってたからってダメとかって言ってるわけじゃなくて、単純にその昼間の仕事への行き方が難しく感じてるだけなんですよ。

全然そんな難しくなくて、「やれるはず」と思ってるから。それを「こう」「こう」と僕は言い続けるだけです。それが仕事ですよね。

なるほどなるほど。多分タイトルに出ますね。「夜の女の子向けのリクルート」。

うん、僕結構言ってます。プレゼンとかの時も言ってるし。

いや、でもこれはファンが増えるのは分かりますね。
いや、ありがとうございます。
メディアじゃなくて個人的にも、めっちゃこれは応援してると思います。
ありがとうございます。

女性の起業家を作っていきたい

今のお話で言うと、就労支援の方をメインでやっているって感じですね。

将来的にはそれをベースに、不動産とか今のお話に繋いでいく、っていうところなんですね。

そうですね。
何かいろいろ構想はあると思うんですけれど、本当にやりたいところの領域ってどの当たりですか?
本当にやりたい領域としては、女性起業家支援なんですよね。
おぉおお。
働き方いろいろあるよね、と思ってて。

うちの昼職コレクションで基本紹介するのは正社員のお仕事なんですよ。

そして夜の女の子がいますと。

さっきちょっとお話したように、フルコミっていう働き方も今後パラレルキャリアデザインであると思っていて、フルコミ女子.comってサイトを今作ってます。

で、もう1個ありまして、ここが一番、本当に興味があるんですけれども、女性起業家を作っていきたい。しかも元ナイトワーカーのです。

はいはいはい。

今ももう既に何人かパラパラ出て来てるんですけど、

今まで話した内容とちょっと矛盾しちゃうかもしれないんですけれども、正社員に別に就かんでいいとすら思っていて。

夜の世界でやっぱり稼いでる子は50万60万稼いでるので、正社員でなんぼ頑張ってもやっぱり30万40万、まあもちろん不動産とか保険とかの営業でバリバリ稼げれば全然年収1千万とか行くでしょうけど。

どっちかと言うとやっぱり人に使われるというよりは、夜の女の子って個人プレイヤーというか、個人事業主なので。

自分の売り込み方も知ってるし、いざとなったら人に助けてもらう、巻き込む力ってあると思うんですよ。

それって、企業主としては凄い必要なスキルなんじゃないかな、と思っていて。

そういった意味で言うと、新しい産業、新しいアイディアを生み出すのって男性より女性の方が長けていると。何か新しい産業を生み出す女の子が出て来ないかな、って思ってるんですよね。

もし日本っていうマーケットで日本をちょっとでも成長させようと思うのであれば、同じことやっていても勝てない。ならば新しい産業を作っていこうと。

それを担うのは絶対女性、と思っています。

その女性の中でも、ガッツがあり、営業力があり、巻き込み力があるのは…ってなると「夜の女の子はもしかしたら出て来るんじゃないかな?」と。

ってことで、うちのサイトから、「自分でビジネスやってみたいんです」、っていう女の子が出て来れば、「うちから出資をします」と。

本当はその中からIPOレベルで爆発するような女性起業家を僕は個人的に掬っていきたいですね。

なるほどなるほど。

だから、正社員のお仕事もそうだし、フルコミ女子も、やったらいいと思いますね。

その中で、「私、自分でビジネス出来ると思うんですよ」ってなれば、「じゃあもう自分でやってみたら?」「うちから出資も出来るし」みたいな。

…っていうのが出来れば、めっちゃ良いと思うんですよ。

そっちの方面の、VCの役割もちょっと兼ねるみたいなところですね。
ハマればそれは面白そうですよね!

アンコールワットでアジアンドリーム

「こういうところを目指している」とか、そういったところもあれば伺いしたいです。

まあ、ニアリーイコールなんですけれど。

あくまで会社はツールだと思っていて。僕はどっちかというと「起業家よりは投資家寄り」かなって勝手に思っているんですよね。

元々その大手アパレル会社のお店で店長やっていた時も、お店の中で言うと一経営者ではあるんですね。

それで、僕はやっぱり経営者というよりもサポーターの方が向いているなあ、というような感じがしていてまして。

ほう。

何か、数字を回すのは好きなんですけど、あんまりこう人に対して「あれやれ」「これやれ」っていうケツを叩くのって得意じゃなくて。

どっちかって言うと横から見て、「これ、こうした方がいいんじゃない?」「数字落ちてきてない?」とかっていう何かお節介焼きの方が向いてるんですね。

そこのポジション、僕は多分得意なんですよ。

ええ、ええ。

責任を感じちゃうと、何か息詰まるというか。

今後会社が大きくなるとしたらそこは課題であるんですけれども。

ただやってみて思ったのは、今やってる転職の相談とか、あくまで「寄り添う」って気持ちでやらないとやっていけないと思うんですよね。

ただ、僕を通じて、今までは自分では探せなかった仕事に就いてもらえるというのは、自分のバリューなので、凄いやり甲斐を感じるんですね。

なので、僕がなりたいのは起業家としての「俺についてこい」って言うよりは、投資家として「この子は凄い伸びそうだな」っていうのに自分が経験してきたDNAを全部叩き込む…

あくまで横からね。

その中から、100社の中で10社IPOぐらいの気持ちでちゃんと精査をして…っていうようなホールディング的な。

それは個人のホールディングなのか会社のホールディングなのかの違いであって、多分一緒なんですよね。

そこで会社っていうツールを使うかどうか、っていうのであって。やりたいことはそれだけですよね。

なるほどなるほど。

もっと言うなら、海外にどんどん飛び出して行こうぜ、っていう気持ちはあり。

僕は半年だけなんですけど、大手アパレル会社時代にシンガポールで仕事させてもらったことがあって。何となく肌感覚ですけど、バリバリ成長してるなって。凄いな、と思っていて。

なので、今後、日本で縮小する市場の中で頑張っていても、やっぱり面白くないものですよね。

もう、どんどん人口増えて伸びていく市場の中で、日本人ならではの良さを持って勝負をするような女性起業家…もっと言うなら、日本人の女の子ってめちゃめちゃ海外で人気あるので。

何か、そう聞きますよね。

やっぱり可愛いですしね。

そういった意味で言うと、海外でも全然仕事出来るでしょうと。

言語の問題は置いといてですよ。

もしかすると海外で化ける女の子もいるんじゃないかな、とすら思ってて。

もっと言うなら…カンボジアのアンコールワットってあるじゃないですか。あそこに「アンコールワット通り」みたいなのが、ガーッと大通りがあるんですね。

で、そこの路上でアンコールワットの形をしたアンコールワットクッキーみたいなのを売店で売ってる人がいるんですよ。

それ、もうムチャクソ売れてて。

カンボジアのGDPの1%ぐらいをそのクッキーだけで売ってるんですね。

マジですか?

それはつまり、極端な言い方をすれば日本で言うと5兆円クッキーで売ってるわけですよ。

はいはいはい。

それ、日本人の女性が売ってるんですよ。

要は、アンコールワットの前でアンコールワットの形したクッキーを、誰もやってないから売れば売れるんちゃう? ってやったそれが爆発してるんですよね。

アジアンドリームですよね。

…みたいな、ガッツさえあれば…アイデアもそんな大したアレじゃないじゃないですか。

もう、ガッツだけじゃないですか。

それであれば、僕は全然アジアのマーケットでとんでもない化け物出て来ないかな、と。
それを100人か1000人か分からないけど、どんどん生み出していって、「それの全部プロデュースしているのは全部僕です」みたいなのになりたいんですよ。

なるほどなるほど。

だから、もう国内というよりも海外に飛び出していく。

僕はやっぱり海外で仕事もしてたし、海外の人とで仕事するのは分かっているので、それは結構応援出来る気がするんですよね。

アンコールワットの話、知りませんでした。何か夢は広がりますね。

仲間の重要性

過去の経験で特に印象に残っているエピソードを伺いたいです。

うちの副代表なんですけど、給料払えてない最初の立ち上げから付いてきてくれてる奴で、もう4年間からずっと付いてきてて。

そいつがいないと多分もう会社ってやっぱり潰れてたなと思っていてます。

だから、「仲間の重要性」ですよ。

一緒に会社をさっき作ろうと言った相方、そいつはもう辞めちゃったんですよね、やっぱりお金が払えなかったので。

…っていう意味で言うと、お金払えない時からずっと付いてきた…僕は未だに頭上がらないです。

夜のサイトをずっと勝負してて、「キャッシュもうヤバイ、尽きる」「もうあと2ヶ月したら潰れるな」っていう段階まで来たんですよ。

で、何かちょっとやっぱりいろんなことやらないとな、と思って新しい事業アイディアを考えて。何か、投資家というか、結構投資プレゼン対談みたいなのがあって、そこに持って行ったんですけど、そこは全然通らなくて。

何かやっぱり打開策を見出さなあかんな、色々グルグルやっていたんですけれども、いよいよ「ちょっと無理かな」と思って。

日比谷公園でずっと僕ボーッとなってたんです、「これ、ちょっともう潰れるな、この会社」と思って。

まあ、要は諦めてたんですよ、75%ぐらい諦めてて。

はいはいはい。

というのも、お金もう大して払えてないし、もう申し訳ないというか。

なんだったら他のメンバーも別に就職なんか出来るし、帰ったら「わざわざうちの会社で働く必要もう無いんじゃないかな」っていう話をしようと思ってたんですね。

なるほど。はいはいはい。

…なんですけども、何か相方は全然諦めてなくて。

「こんなのやりません?」みたいなことを言ってきたんですよ。

だから全然諦めてなくて。

…っていうのを聞いて、言おうとしてた言葉グッと堪えて「それいいね」みたいな感じで、もう1回ちょっと頑張ってみようかなっていう。

で、まあそう諦めないとまた何か仕事ってちょっとずつ貰えるもんなんですよね。

たまたま縁で「このホームページ作ってもらえませんか?」みたいなのがポンポンと入ったので、何とか一時凌いだんですよ。

今お世話になっている人が資金調達の支援もしてくれて、銀行からお金も借りて、倒産の危機は免れたという。

だからそういう意味で言うと、やっぱり経営者って孤独ですけど、僕が持ってる悩みとか、周りのスタッフは分からないところの方が多いと思うんですよね。

まあ、僕は大手アパレル会社の時もそうでしたけれど、自分の気持ちなんて多分2割ぐらい伝わればええ方なんじゃないのかな、っていうぐらいにすら思ってるんですね。

ただ、かといって別に全く1人で勝負しているわけじゃなくて、皆チームでやっているので、その時に「ああ、1人じゃないな」っていうのも気付いたし、だから逆に言うと大事にせなあかんなと。

…っていうのをその時感じましたよね。

「あ、俺は1人じゃないな」っていうか。仲間がいないとやっていけないし。ただ、その分責任は重いよね、っていうのは今も思いますけどね。

仲間が居たから今の会社はありますし、仲間が居たからこそ、その考えが出来るんですね。

狭い世界だから気をつけていること

普段自分の中で大事にされてることってどういうところなんですか?
「嘘をつかない」。
なるほど。

あとは、これちょっと仕事寄りになりますけど、
もう「レスはすぐ返す」。その2点は意識してますかね。

はいはいはい。

もう、逆に言うとそれ、「何か嘘ついてるな」っていうのって、やっぱりもう世間狭いな、というのがよく分かったというか。
どこに行ったって自分の知っている知り合いがやっぱりいるから。

僕のこと良い意味で知ってくれてたりとか、「○○さんからこの間、日詰さんの話聞きました」とか言ってくれるので。

って考えると、逆にそれって怖くて。

ダメな噂って一瞬で広まるんで…特に人材業界ってめっちゃ狭いんですよ。

はいはいはいはい。

もう、どこかの会社が例えばお金払いが凄い悪いとか、やっぱり業務提携凄いするんですよね、人材業界って。

で、自分で決められない人をお繋ぎして、決めていただいて、決まったら紹介料半分こしましょ、っていうのが大体セオリーなんですね。

多いんですね、はい。

っていうか、人材にいましたもんね。(笑)

はい、いました。(笑)

っていう意味で言うと、決まってる、内定出ているのに言わんかったりとか、結構あるし。入金が「ごめんなさい、ちょっと来月末でいいですか?」みたいなところは「え? え?」みたいな、「契約書交わしてるでしょ?」みたいなのとか。

そういう、不誠実さっていうんですかね。

そういうのって、1回やっちゃうと一瞬で情報広まるし、それは自分のこともそうなんですけどね。

良い情報はなかなか浸透していかないけど、そこは結構「ちょっとルーズっす」ってこと1回でもやっちゃったら、その認識ってもう一生消えないから、

そこはもう可能な限りに意識はしてます。

僕は一個人としてレスが遅い人ってあんまり何か付き合いにくいな、と思ってて。

まあレスが早いから仕事出来るわけじゃないですけど、仕事出来る人って絶対レス早くて。

どれだけクソみたいに忙しい人でも、何かスパンと返ってきたりするし。

ってのを僕、凄い思ってるんですね。だから僕も、よっぽどのことが無い限り、すぐ返します。

なるほど。

…そういうのが一個人として気を付けてることですね。

その積み重ねがそういう助けてくれる人とか、っていうことに繋がってるんですね。

そうそう。やっぱり、皆「レス早いですね」って言ってくれるので。

これは多分、個人的にも気を付けようって改めて思いましたね。

自社プロダクトの薦め

これからITを起業する方って増えていくと思うんですね。そういう世の中になっていく時に、特に制作面に注力して、主力にしていくのか。逆にマッチング事業とか、何かそういう自社プロダクトを持つべきなのか。

大枠、こう別れるかなと思うんですけれど、自分の今までの経験を通して起業家の卵みたいな人に、どちらをお勧めしますか?

もちろん自社プロダクトだと思ってます。

僕も、受託制作をやらんでいいんやったらやりたくないんですよ。だって…究極のこと言うと、やっぱり同じことやりたくないんですよね。

極端なこと言うと、「このプロダクトは俺が作ったんだ」ってプロダクトを残してやっぱり死にたくて。

はいはい、爪痕ですよね。
爪痕残したい。
はいはい。

うん、だから一方で夜のサイトは、ちょっと仕組みは新しい仕組みだったんですけれども、「夜のお店を紹介するサイト」って言ったら多分腐るほどあるんですよ。

ただ、その逆っていうのはやっぱり無くて。

だからやっぱりやり甲斐もあれば、記憶にも残ってもらえるし、それが重要なんだな、っていうのが最近凄い感じてて。

うん、なるほど。

いろんな人にお会いしますけど、「夜の女の子」とかっていうキーワードが会話の中に出て来たら、「あ、日詰さんって人知ってます?」って言ってくれるんですよ。

うん、なってますね。

そうそうそう。それが凄い重要やなって思ってて。

「何か携帯、ちょっと安い携帯借りたいんだけど何か誰かいいの知りません?」って言ったら、何かいろいろいるじゃないですか。

逆に「保険、プルデンシャルで何かMDRT持ってて、誰か知りません?」ってそれもいろいろおるし。

だから絞れないんですよ。

でも「夜の女の子を支援してる人が…最近会いまして」「あ、日詰さんですか」みたいな感じが取れれば、

あとはもう受発注がほっといてもなるのが理想ですよね。

それはもう企業もそうだし、女の子もそうで、いろんな人がいろんな女の子と接点あると思うので、「ああ、だった日詰さんという人と会ってみる?」ってな環境になれば、一番理想だと思うんですよね。

ちょっと話ズレましたけど、そういった意味で言うと、どれだけニッチだろうが、オンリーワンのプロダクトを可能ならば作るべきだと思ってて。…ただ、マーケットがあるところでやらないと絶対儲からないので。

現実、それで稼げるまでにはやっぱり時間が掛かると思うので、もう2つですよね。

何しろ資金が要るので、調達するのか、自分で稼ぐのか、その2パターンしかないと思うんですけど、調達が出来るだけのプロダクトのアイディアと制作人を回す経営の経営者であれば、多分スパッとお金出るんと思います。

まだスパッと出るほどのプロダクトとして仕上がってないんであれば、自分でお金稼ぐ必要があると思うので、そこのバランスですよね。

どこの会社もそうだと思うんですけど。最初は受託もやりながら、段々段々、比率を変えていって…だと思います。

うちもまだまだ全然、そのサイトだけでは食べられないので、横で受託しながらやってますけどね。

見てる人は「確かに」って思うだろうなー。

ゼロベータが求める人材

何かちょっと「こういう人募集してますよ」みたいなところも、少し教えてもらえたらいいな、と思うんですけど。

今後採用していかないといけないのは、キャリアカウンセラーなんですよね。

今、僕は女の子とお会いして「こういう仕事が良いんじゃない?」みたいなことを全部自分でやってるんですけど、それは1人じゃ全然捌けなくなってくるので、自分の分身になってくれる人が良くて。

それは女性が良いと思ってます。

もっと言うなら、40、まあ37、8歳なそこそこ歳いってる女性がいいです。

なぜかと言うと、男女の関係になりそうだから男性のキャリアカウンセラーはちょっと怖くて。

うーん、なるほど。

てか、なるだろうなと。僕だから、ならないけど。

なるほどなるほど。そういうことですね。

やっぱり、女の子…特に風俗の子とかは、依存心がめっちゃ強いので、変な話ですけど、僕のこと好きになるんですよ。

なるほど。

でも、1回そうなっちゃうと、もうかなり離れられなくなっちゃうんですね。「仕事の話は置いといて」みたいになっちゃうと危ない。

僕だからいいものの、手を出す奴が出たら今までやってきたこと全部崩壊しちゃうので。

だから、男性は難しい。

でも女性は女性でも、同年代の女性は夜の子に舐められるんですよ。

「私のこと解りますか?」ってなっちゃうので。

でも、母性のあるような37、8のお姉さんぐらいだと、「気を許してみようかな」ってなる…っていうのは夜の女の子は、何人か訊いてみた時に言われたんですよね。

「女性で結構歳いってる人の方が良いんじゃないですかね?」みたいな。じゃないと素を出さない子はそう出さないから。

なるほど。

だから、「日詰さんだから、ノリで何とかやれてると思うけど…」みたいな。
「男性も危ないしね」は、結構言われました。

なるほどなるほど。まあ、お姉さんとかお母さんキャラみたいなところとかですね。
そうですね、もう、言ったらお母さん。
なるほど。

…っていう人の中で、何かちょっと興味を持ってくれる人がいたら。

でも、今、1人いるんですよ。「資金調達出来たら、ちゃんとお金出せるんで」っていうことで。何か夏ぐらいに、「ジョインさせて下さい」って言ってる女性が来て。

ああ、そうなんですね。

はい。それは面倒見の良さそうな女性なので。

うん、何か応援してくれてる人、どんどん増えていきますね。

うん、もっと言うなら、むしろ夜の女の子出身にやってもらってもいいんですよ。それが一番理想なんでね。

経験、自分もしてるから…ってところですね。

そうそうそう。

何だったら、私もそういう業界にいて、このサイトを通じて実は私もこの仕事をやってるんだよ、みたいなのでもいいと思います。

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