高校中退から就職、企業まですばやく決断し行動する 株式会社グローバルHRB 村上 源太郎さん

高校に入学するも興味が持てず中退。その後は地元長崎から上京して営業職に就き、海外での仕事も経験した村上さん。自分ができること、やるべきことを考えながら行動に移す経験を詳しく伺いました。

 

すばやい決断から行動、そして様々な経験

株式会社グローバルHRBはどんな事業をしている会社ですか。

 

外国人のリクルート、生活周りの支援をやっています。リクルートについては就職の支援と、大学が留学生を獲得する支援です。生活周りについては、住まいにwifiを設置したり、simカードの販売を行ってます。

 

人物紹介:長堀さん
SEASIDEとTACHIAGEの代表を兼任。どちらの企業も急成長させるために限界を超えて動きまくる行動派社長

 

人物紹介:村上社長
グローバルHRBの代表。日本のダイバーシティを人材面で支援するミッションに全力で立ち向かう。

 

会社設立から何年でしょうか。また社長はおいくつでしょうか?

 

今3期目なので、2年とちょっと経ちました。今年で27歳になります。

 

いつごろ起業されたんでしょうか。

 

それについては、これまでの経緯を簡単にお話しする必要があります。

 

高校2年生のときに中退し、地元長崎で就職しましたが、当時の給料は手取りで10万円に満たないレベルで、この給料では将来が不安だと感じ上京しました。

 

学歴がない中でできる仕事は営業だと思い、上京後は不動産投資の会社に就職しました。

 

このときは月給に加え、インセンティブがあったのでかなり給料がよかったんです。「これは自分の求めた仕事だ!」と確信したのですが、長時間労働で休みが少なく、実力・実績主義でした。

 

これは良くないと思い転職を決意。次はシステム開発の会社に就職しました。

 

決断が早くて素晴らしいです。

 

ありがとうございます。転職したら、さっそくシンガポール支店に行くことになりました。国によって違いますが、シンガポールの就労ビザを取得できるのは基本的に大卒以上と判明しました。自分は観光ビザで日本との行き来を繰り返してなんとか繋いでたのです。

 

このときに、大学を卒業していることが大事なんだと気付きました。

 

仕事でシンガポールに滞在するために大卒の経歴が必要だったんですね。

 

大卒の経歴を必要に感じたので、東京理科大の夜間コースに通いました。午前中は仕事をし、午後には大学に行く生活が続いてました。このときの営業のやり方は、外回りでニーズを聞いて回るアナログな部分が多かったんですね。

 

この非効率さが気になっていたときに、前職の株式会社レボコミュニティーの社長に出会いました。

 

出会ったきっかけは何だったんですか。

 

社長が中卒だと記事で読んで共感し、Facebookから連絡しました。

 

何度もやりとりしてご飯に行けることになり、営業を効率的にやる方法を教えてもらいました。それでレボコミュニティーにお誘いいただいたんです。

 

転職したタイミングで今度はインドネシアに行くことになりました。大学はしばらく休学していたのですが、通える見通しが立たずやめることにしました。

 

企業と外国人のマッチング率は高くするしくみ

インドネシアではどんな仕事をしたんですか。

 

外国人の就職支援をやっていました。

 

でも、この仕事を続けていて自分の夢が叶えられるかというと、それは難しいなと感じていました。それで、起業をすることにしたんです。

 

最初は採用支援がメインだったんですが、これだけだとマンモス企業に太刀打ちできないので、外国人が日本に来たときのインフラに注目するようにしました。今もとくに力を入れている部分です。

 

外国人を日本での採用につなげる難しいと思うんですが、どのように事業を展開されているのでしょうか。

 

企業と外国人とのマッチングは、企業側のヒアリングを細かくやるようにしています。情報工学、機電等、ざっくりと分けるのではなく研究の領域まで細かく絞り込みます。それによって企業と外国人のマッチング率は高くなります。

 

企業から詳細のペルソナをもらったら、タイ、インドネシア、シンガポールなど各大学の研究室に情報を送って、応募があった人のなかでマッチングをします。

会社は何人でやってますか。

 

自分と、正社員がひとりいます。ただその人はインドネシアに常駐しています。
外国人のアルバイトは11人ですが、短期も多いですね。

 

海外の人とコミュニケーションを取るのは難しくないですか。

 

仕事をするうえで相手をリスペクトするというのは大事です。

 

自分がやるべきものをしっかり精査する

このTACHIAGEは、学生にも見てもらえるメディアにしたいと思っています。起業を考える人も増えていますが、起業すべき時期はあるでしょうか。

 

これは条件によると思います。技術があるかないかですね。
「プログラミングができる」「サービスを作れる」など何かしらの技術があるならば、すぐにやるべきです。

 

たとえば起業で失敗して1000万円の負債を負ったとします。返済時期を10年と仮定すると、30歳より20歳で起業した方が良いはずです。

 

一方で技術を持っていない場合は、技術はもちろん、人脈を広げ、経験を積んでから挑戦した方が良いと思います。若い分、商売の嗅覚のレベルは低いと思うので、この力を養うためにも、経験は必要です。

 

学生時代はどう過ごすべきでしょうか。遊ぶべき? 働くべき?

 

自分が大学4年間を過ごすとしたら、海外に行きたいですね。海外で手に入るネットワークは凄まじいものがあると思います。2歳上の姉がいるのですが、上海に1年間留学したことがあって、そのときにインドネシアの富豪と友達になっていたりとすごかった。

 

これは海外に出ないと得られない人脈です。そういうのを目の当たりしました。

 

日本は人口減少すると言われていて、マーケットは縮小していく一方。海外で戦う人になるために言語は必要だと思うので、学生のうちに海外に出たいと思います。

 

「行動タイプ」「思考タイプ」自分はどちらだと思いますか。

 

走りながら考えるタイプです。初めてのことって考えても手段や方法を思いつくわけがないので、やってみて、体験を大切にしながら挑戦したいと思います。

 

経営における右腕はいますか。

 

社内ではないですが、起業する前に出逢い経験やスキルを教えていただいた人物がいます。言うなれば自分の師匠のような人です。

 

右腕は欲しいものですが、見つけようと思っても見つけられるわけではないので、人に会いまくるか、今知っている人の中から探したいです。

 

経営者として大切にしていることありますか

 

根拠のない取り組みはしないようにしています。

 

起業すると、いろんな依頼や打診が来るなかで、自分にできるもの、自分がやるべきものをしっかり精査する必要があります。なぜ自分なのかを考えています。

 

自分でなくてもできる事業や仕事は、なぜ自分が指名されているのかを考え、相手に質問して意図を明確にします。

 

最後に、会社の今後のビジョンを教えてください。

 

漠然と上場してみたいというのはありますが、具体的ではないです。

 

自分自身も、仕事で海外に住んでいた時期があるので言語の難しさも経験しています。移動するだけでひと苦労でしんどかった思い出があります。

 

そういう実体験があるから、日本に来た外国人も同じ気持ちなのではないかと考えたので、今後も勢力的にインフラの支援をやっていきたいです。

 

村上さんの決断の早さには驚きました。経験して、考えながらさらに行動に移していて素晴らしいです。今後の活躍に期待しています。

 

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