自身の経験からアーティストとファンのつながりを円滑にするアプリに勝算を見出す UNITED DREAM INC. 市橋 秀幸 社長

業界初のバーティカルプラットフォームアプリ「 VisUnite (ヴィジュナイト)」を運営するUNITED DREAM Inc.(本社:東京都港区)の代表、市橋氏にインタビュー。思い立って20代で起業を決意し、1年で10万DLされたアプリを開発。起業のきっかけがまさかの「勢い」!?

 

「やる気があればやれるから」、そんな精神論で起業し、さらに事業を広げようとしている市橋氏とは一体どんな人物なのか。

 

代表、長堀がインタビューをさせて頂きました。

 

人物紹介:長堀
SEASIDEとTACHIAGE、二つの起業の代表を兼任。今回、革ジャンスタイルな市橋氏がカッコイイと思いながらインタビュー。

 

人物紹介:市橋秀幸 社長
ヴィジュアル系に特化したギフティングアプリ「VisUnite」を運営。自身もアーティストとして活動していた経歴から今回のアプリが生まれた。

 

「やる気」で起業した若き起業家

 

ユナイテッドドリームさんは何をやっている?

早速ですが、ユナイテッドドリームさんが現在行っている活動を教えて頂けますか?

 

ボク達が今やってる事業は3つあります。

 

ギフティングに特化したバーティカルプラットフォームアプリの事業、そしてそれに付随するイベント事業。さらにはSNSメディアとインフルエンサーのプロモーション事業。

 

この3点をやらせてもらってます。

 

たくさんの事業に関わってるのですな!この中だと一番の力点はどれですか?

 

やはり今はアプリ事業ですね。 今やっているのは、「ヴィジュアル系」に特化したギフティングアプリです。

 

現在は「ヴィジュアル系」のジャンル特化していますが、今後ノウハウを得て、どんどんジャンルを展開していく予定です。例えば、音楽、コスプレ、スポーツ選手のようにそれぞれのジャンルに特化したプラットフォームを作っていきたいです。

色々あるプラットフォームアプリとの違いはありますか?

 

今のアプリの機能は、ギフティングやコミュニケーションを取れる、言うなればファンコミュニティのようなプラットフォームです。やはり特徴としては、「ジャンル」に特化し、「そのジャンルのコミュニティ」とすることで、アーティスト・演者側がファン達と濃密な関係になれるのです。そういったものをドンドン増やしていきたい。

 

なるほど、コアなファンが作れるプラットフォームなんですね!

 

今までのアーティスト、ファンの関係をより円滑に

気になったのですが、今のプラットフォームが出来る前は、アーティストとファンとのコミュニティはどうやって成立していたんですか?

 

例えばですが、アーティストさんならCDのインストアイベントで販売し、アーティストのトークを聞いたりですかね。ネット内だとTwitter等でリプライのやり取りをする等です。

 

そんな感じでアーティストとファンは繋がっていました。

 

なるほど、分散されていたのですね。つまり、そういったことを一つにしてコミュニケーションを円滑にする…と。

 

そういう感じです。もちろん、それだけじゃなくて、SNSなどで発信だけではなく、ファン側からの応援として「ギフティング」(投げ銭的なシステム)をすることで、ファンの熱量が可視化され、さらに今まで収益化できなかったところで収益が発生するモデルになります。
流行りの言葉で言うとエンタメ版の「シェアリングエコノミー」。
空き時間をファンにシェアして、ファンの欲求を満たすということにもなります。

 

ファンからの贈り物などをWEBで円滑にするみたいな感じですか?

 

そんな感じです。

 

面白いですね!!

 

ファンが贈り物を渡したい時は、ライブやインストアイベントなどの、リアルイベントに行かないと出来なかったのですが、ネットで完結できる仕組みを作ることで気軽に応援を出来るようにしていく

 

さらにはシステムには「ファンのランキング」などもあるので、「私はこれだけ貴方を応援している」と言う感じの競争心みたいなのを作れれば良いなと思っています。

 

「やる」と決めることが大事

話は脱線しますが、「YouTuberなどへの贈り物はスゴイ事務所に届く」とマネージメント会社の人に聞きました。「これを一括できないかな」という話をしていて、確かにユナイテッドドリームさんが行っているような市場はあるなと思いました。

 

最近はYouTubeも投げ銭的なシステムを入れてきてましたね。「贈り物」が「デジタルの贈り物」に変わっていったのでしょう。既存のデジタルプラットフォームがそういうモノに変わってきているのかなと。

 

なるほど目の付け所がすごい

 

ところで、ユナイテッドドリームを起業してどれぐらいなのですか?また、何かきっかけなどはあったのでしょうか?

 

会社は現在三期目です。このサービス自体は1年たったぐらいですね。

 

それまでの2年間は転々としていました。

 

元々サラリーマンをやりながらアーティスト(音楽活動)をしていました。アーティスト視点だと、見えるところが狭いな、もっと業界のことを知りたいなと思い会社を設立することにしました。

 

ただ、マネージメント等ではなく、広義のところでメディアを作ろうと思いました。

 

それでSNSのメディアとインフルエンサーのプロモーション事業を始めました。

 

その中で、メディアを大きくすることに注力し、他には音楽製作の施策だったりイベント製作を手伝ったりしていましたね。

 

起業のきっかけについては、大阪からサラリーマンとして東京に出てきた時「人に言われたことをやる必要ないかな」「自分で新しいことをやる必要があるな」と思いました。色々な起業家さんの本や起業家さんに話を聞いて「起業家の人って自分の思ったことを形に変える職種だな」と感化され、それを「ボクもやりたいな」と思ったわけです。

 

これは二足のわらじじゃ無理と思い、踏ん切りを付けて思い立ちました。

 

仕事を辞めたらそれをするしかないですからね。(笑)

 

起業に関しては「とりあえずやろう」という行動から入りました。
あまり深いヴィジョンなどもなかったですが、やってみよう!という意識で起業しました。

 

かなり思い切ったわけですね。ところで、新しいモノを作るとき技術面でいろいろな壁があると思いますがそれはどうしたのですか?

 

正直、「大丈夫かな」「やる気があればやれるから」的な精神論です。結果として、火事場の底力でなんとかしました。

 

ボク自身も頭が良くないので勢いで乗り切った感があります。アプリについてはノウハウ無くても形に出来てるんで「やるっ!」って決めたら何でもなると。

 

えぇ!なんかすごい!

 

更に質問です。新しいことを始めるのに「金銭的な不安」はありませんでしたか?

 

それは、めちゃくちゃありますね。ただ、それを上回る「ワクワク感」がありました。

 

「ワクワク感…」(ゴクリ)

 

それはすごいですね

 

「うわ、これは明日…潰れるかも知れないな」って思ってたりしたときもありましたけど、なんかワクワクする感がありましたね。結構真面目にヤバいときもあったのですが、なんやかんや乗り越えられています。(笑)
ただ今は社員も増えてきたのでしっかり計画を立てて実行しています。(笑)

 

「やるっ」って決めたらなんとかなってました。

 

おぉ〜、それは社長の情熱や好きな事へのパワーが返ってきたんですね、きっと。

ニーズを見極めて行動に移す

今現在、社員さんは何名ぐらい居ますか?

 

今は3人居ます。やってることはSNSメディアの企画であったり営業や運営です。アプリに関しては見切り発車して、エンジニアを採用する前に外注でリリースしました。
ギフティングのサービスも流行っていたこともあり、更に男性配信者が多く、女性ユーザーが多いサービスがなかったので、勝算がありました。

 

そこからはスピード勝負ですね。

 

アプリも起業も「とりあえずやろう」が正解でした。

 

まず登記してしまおう…って感じですかね?

 

そうですそうです。最近は勢いだけではダメなのでちゃんと考えてやらないと、と思ってます。(笑)

 

ところで、何か実績的などを数値化できますか?

 

今やっているSNSメディアに関しては15万フォロワー数があり、PV的には1億5千万PVぐらい有りますね。
プラットフォームアプリに関しては、10万ダウンロードでアプリ内課金では月々50万円ぐらいのアベレージがあります。個人的にはまだまだですけどね。

 

それはつまり、結構右肩上がりな感じですか?

 

実は変動はあります。
やはり何もしないと伸びないですが、何かイベントや新しい取り組みをすると数値がドンとあがります。

 

おぉ〜、これは積極的にイベントをやりたいですね!

 

勢いがあるなら起業のタイミングは学生時代が良い?

先に聞くべきでしたが、今おいくつですか?

 

今年の5月で31歳になります。

 

えーと、つまりは20代で起業をしたってことですね。

 

はい。

 

若くして起業…それなら、ちょうど良い質問があります。市橋さんが思う起業をすべきタイミングはありますか?例えば学生起業家さんに同じ質問をすると、「失敗しても就職すれば良い」などの理由で「学生の時期に起業した方が良い」とのこと。それとは逆に社会に出てから起業する…。市橋さんが思っているタイミングを教えてください。

 

ボクが思うに二通りあると思います。一つ目は社会で色々な経験を積み、自分に自信をつけていって起業するタイプ。二つ目は、勢いと時間のある若い間にスピード感を持って起業するタイプ。

 

「イケイケどんどん」の性格の人は就職してしまうとその勢いが消えてしまうので、勢いがあるうちに早く起業した方が良いと思います。

 

なるほど〜、それが市橋さんの起業のタイミングなのですね。

 

それなら、サラリーマンを経て起業した市橋さんは、学生時代に戻れるなら起業していましたか?

 

確実に学生時代に起業します。
若さは最強の武器やと思うので。

 

当時は情報が無かったので、周りは「就職する」という選択で「起業」という言葉が無かったです。住んでいた地域の周りの話からも「会社を建てる」ことが「リスク」という認識しか無かったからです。

 

今後は世界を視野に入れる

今回のインタビューで、市橋さんの現在と過去について聞きましたが、今後の会社としての世界観はありますか?

 

ボクが思うに、エンタメって世界共通言語と思っています。ということで、今の事業を海外展開させたいです。例えば、今やっている「ヴィジュアル系」なんかがそうなんですよ。ヴィジュアル系って日本発祥なんですが世界に広がっています。なのでエンタメは言葉が通じなくても「面白そう」って盛り上がれるんですよ。

 

今後、プラットフォームとして、海外と日本を繋ぐハブになれば良いなと思っています。ネット上でも繋がりつつ、そして次はリアルイベントを仕掛けて繋がっていく。

 

海外からは、日本に来てエンタメを楽しんでもらいたいなと思います。

 

ワクワクしたい、面白事がしたいという人が居たら、是非一緒にやっていきたいです。

 

なんという壮大なビジョン!本日は素敵な話を聞かせて頂きありがとうございました!!

 

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