国内最大級のペットインフルエンサーサービス
ペコンは製品を実際に使用し、SNSなどを利用して口コミを広めてもらうというモニターサービスです。毎週新しいキャンペーンをやっていて、会員は1万人以上になりました。
今ピーリンクは社員とアルバイト合わせて7名ほどで活動しています
たとえばTwitterやInstagramのフォロワーが多かったり、アメブロで情報を発信していたりするペットたちです。
多い場合は1頭のペットが月30万PVほどになることもあります。
アニキャスに所属しているペットのほとんどが、すでに一定のファンを得ていますが、同時にペットたちの育成も行っています。なかには、某事務所のように若い頃から負荷のない範囲でサポートをするペットもおります。
今はフォロワーが少なかったりブログへのアクセスが少ないペットの場合も、飼い主さんの写真の撮り方、撮られ方がすごく良い場合などは積極的にこちらからアプローチしています。
見かけの数字だけでなく、どれだけファンがいるかは重要な指標のひとつです。
ピーリンクと連携しているメディアや企業はかなりの数になるので、タレント性が埋もれてしまわないようにクライアントと話し合いながらプロモーションや撮影のマネージメントをしております。
何より大事なのはペットの負担にならないようにすることです。体調が優れないときや、無茶な要望はお断りすることもあります。
飼い主目線が事業の発展に
ただ、弊社の社員はみんなが動物好きで、実際にペットと生活した経験からリアルに悩みを抱えていたりします。社員自身が飼い主の目線に立てることは、事業の発展につながると考えています。
モニターサービスのペコンも、「自分たちが使いたいか」という飼い主目線を忘れないようにしています。お金になるかを考えるよりは「飼い主さんが本当に使いたいものか」「実際に使ってくれるかどうか」が重要です。
「これなら勝てる」と思えるまで話し合い
そんな中、偶然前職で猫の事業に携わることがあり、リサーチを重ねていくうちにペット業界が前進していないことを痛感しました。
その話を藤森としたことで、今の会社につながっています。それが2012、13年ごろですかね。実際に会社を立ち上げたのは2015年です。
「これなら勝てる」、「市場のトップにいける」という感覚ができるまで時間を取り、しっかりと話し合いました。
ペット業界としてはペット保険の分野がビジネスとしても伸びてきています。上場する会社や、大手企業が買収するということがありました。
我々人間でも、どの保険に入るべきか精査が必要なように、簡単な分野ではありません。将来性のある分野ではありますが、今はピーリンクが挑戦する分野ではないと感じていますね。
会社である以上マネタイズも重要ですが、ペットが過ごしやすく、飼い主さんにも嬉しいサービス、コンテンツを増やしていこうと思っています。
上森さんの、(株)ピーリンク発足からのお話が、とても興味深く動物に対しての一生懸命さが伝わって来ました。
やはり根底に動物に対する深い愛情が無ければ良いアイデアも浮かんで来ず仕事にもリンクは難しいと思いますので、そこは重要なポイントだと思います。
これからも益々のご活躍を期待しています。