「予約」で簡単に社会貢献できるグルメアプリを思いついたわけとは 株式会社テーブルクロス 城宝社長

飲食店を予約した人数分、途上国の子供達へ給食支援できる画期的な社会貢献システム「テーブルクロス」を作り上げた城宝薫さんへインタビュー。どんな経緯で「テーブルクロス」が出来たのか、また自身が行っている課題への対応方法をインタビューで聞けました。
人物紹介:金谷
「多趣味になりたい」を趣味にしており、様々な人達の趣味を吸収していくことを日課にする。仕事後のホットヨガが2018年上半期の日課。

 

人物紹介:城宝社長
画期的なシステム「テーブルクロス」の発案者。学生時代からの活動からヒントを得て事業の形となる。金谷とは、大学時代の教育系ボランティアで知り合う。
ご無沙汰してます。
ご無沙汰してますー(笑)
今回、TACHIAGEのインタビューをさせて頂きます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。「テーブルクロス」の城宝です。

勝ち残った学生起業家

すごい…立派になられて…。

いやいや、まだまだですよー(笑)

大学生で起業でしたっけ?

大学3年生で起業しまして、今はもう5年目です。当時は「現役女子大学生で起業」なんて言われてました(笑)

おぉ〜。

5年目ぐらいになってくると、学生起業家は「残ってくるところ」「残ってないところ」で別れてきますね。

学生起業してた人達で、逆に「残ってない人達」って、今はどうなってるんですかね?例えばもう一回チャレンジしているとかですか?

私の知っている人達ですと、そのまま大企業にいっちゃった人とかはいっぱい居ますね。

なるほど。

1億を超えるくらいの資本金で攻めてると、会社の波がすごくあるので、良いところはそのままうまくいくけど、うまくいかないと消えちゃってますね。

良くも悪くも波にさらされながらなんですね。なるほど…。

エンジニアは全員外国人

サイトやアプリがすごく綺麗って思ったのですけど、どういった開発チームなんですか?

エンジニアさんは全員外国人で、開発環境は全部英語でしか出来ない環境なんですけど…。

え!そうなんですね。

社内には5名居ますし、海外に住んでいるエンジニアさんともプロジェクト単位でチームを組んでます。例えば「コレを3ヶ月でリリースする」って決めたら組むような感じです。

会社を通さずにエンジニアさんと直接委託してチームを組むのでスピードが速いです。

彼らも手元に残るお金が多いので、次もやりたいーみたいな感じで繋がっていきます。

エンジニアさん達ってどこの国が多いですか?

今、社内に居るのは、ジャマイカ、中国、アメリカ、イギリスです。アメリカとイギリスの英語はあんまり聞き取れてないんですけど(笑)

(笑)

チームで言うと、中国系の人達が多いかなと思います。

「日本語」を使える事にこだわらず「英語」のエンジニアさんも視野に入れると母数が多くなります。それに加えて価格も1/3ぐらいで、安く済んじゃいますし。

なので「安くて早い」を実現している状態です。

でも、まだまだお金が足りてないからリソースが足りてないです。

ここからアプリ自体も改修を重ねていくのでしょうか?

ようやく内製化できたので、アプリの改修を重ね始めて、ここからサービスを加速させます。

現実を知りテーブルクロスが生まれる

どうやって「テーブルクロス」の形を思いついたのでしょうか?

インドネシアでストレートチルドレンを見てショックを受け、寄付やボランティアをやる人になりました。小学校から高校ぐらいまでそういった活動をしていました。

そんな中、高校の時にいった短期のアメリカで、寄付やボランティアだけでは無く社会課題を解決をする仕組みづくりが重要だと勉強し、そこからスイッチが入りました。

「どうやったら子供達のために出来るんだろう」って仕組みを考え、テーブルクロスのアイディアが出てきて、それを形にしていきました。

長いこと活動されて、そこから見えてきたんですね。「途上国の子供達」を思ったから事業が出来上がったと。

言語化することで見えてくる不安の正体

途中で行き詰まる時とかあるとは、それを立て直すときに何をしていますか?

基本、詰まってます(笑)

全ての課題が初めてなので、課題から「何が不安で」、「何に困ってて」、「何がわからないか」を言語化していって解決策を見つけやすくします。

「知識が無いから不安」だとか「選択肢が一個しかないから選べない」とか。それなら知識を付けたら良いし、選択を増やせばいい、みたいなのを繰り返して解決策を得ています。

おぉ、それはイイカンジの解決方法ですね。それはやりながら覚えていったんですか?

言語化していくのは難しかったのですが、だんだんと出来るようにしていきました。

もともとは「気持ち感じてよ」みたいなタイプで、言ってくれないとわからないよ!とパートナーによく怒られてました(笑)

そうこうするなかで人並みに言葉にできるようになってきた感じです。

男性の方がもっと言葉にするのが下手だと思うんですけど、城宝さんにもそんなこともあったんですね(笑)

過去に遡って議論したくないタイプなので、今の課題を明確にして、その瞬間、その課題にできることを考えたいです。

目指してることやビジョンは、5年間運営する中で変わってきましたか?

会社がどういう風に社会に貢献するかってのは変わってないけど、やらなきゃいけないことやビジョンは膨らんできています。

例えば、外国人エンジニアメンバーを採用した時に、ビザの関係で彼らを雇用するとしたら2年後にまた更新しないといけない。もしそれができなくなると、日本で家を買えないとか、家庭づくりがうまくいかない原因になっちゃうから、責任を感じています。

組織って人で出来ているモノなので、社員さんも幸せにできないとなって、今は思ってます。

目の前の壁にぶち当たった時、不安になったりした時はどのように乗り越えていますか?

基本、不安は無いです。

「不安」って、言葉に出来ないから不安になってると思うんです。だから「不安」の中身を言語化して、「課題のタスク」として残ってる状態を作ってます。

何が問題かが言語化できてるし、解決策も2−3個あるから不安ではない。

とはいえ、時間が限られてる中で、目先の課題も中長期的な課題もあるから大変です。

今、持っている課題などはありますか?また、それをどう乗り越えていくなどをお聞かせ下さい。

今の課題は資金調達は継続してやっていくし、技術についても次の新しい技術を見始めてます。

グローバルで戦うにはどんな技術が必要なのか、を考えてます。

うちがどこの技術開発をするかは戦略の範囲内で、特に飲食の検索メディアって大手がいるから勝ち残りは難しいと思ってます。

どこで勝ち切るか、次のサービス、次のコンテンツ、ユーザー獲得のための施策等、先読みできる力が必要だなと思っています。

基本的に仕事しかしてないんですか?

え?どういう事ですか?(笑)

趣味とかってことです(笑)

ああ、なるほど!

趣味で言うと、週2〜3回は朝走ってたりしてます。普通に映画も見ますし、音楽が好きだからクラシックやオペラもいきます。旅行も好きだから回ってるし、美味しいものも好きだから食べてます(笑)

一人で立ち上げてきたイメージが強かったので、どうなのかなーって思ってました。結構色々な趣味があるんですね。

ストレス溜まったら学校の時の友達と飲みにも行きます。(笑)

起業を一歩踏み出せない君へ

女性で、大学生や高校生で、起業したいと考えている方々も一定数TACHIAGEを読んでいただいていて、その方達が一歩踏み出すことに向けて、アドバイスや応援メッセージをいただけますか?

前にTVに出たときに、「なぜ、成功したと思いますか」っていう質問で「若い内の失敗は失敗じゃないと思ってない」って。なんかすごくよくまとめてもらいました(笑)

それは…(笑)

やってみたいことをまずやれば良いと思います。まずはそこから。

「失敗を恐れず」ってヤツですね。「やってみたいことをまずやれば良い。」この言葉で背中を押される人は少なくないはずです。

今日はインタビューありがとうございます!

いえいえ〜。

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