システム開発に強い会社
そうですね。アウトバインドだったら、2倍から3倍は確実にあがりますね。
今はその事業がメインプロダクトですね。
創業時は、起業が前提にたっちゃってたんで、何をやったら良いかわからず、とりあえず生きるために受託開発とかをずっと受けてました。
その中で今のプロダクトができて、特許取って、販売し出した流れです。
最初の2、3年はもうほんと、地下にもぐっている状態というか。
中学生ぐらいからずっとプラグラミングをやっていました。
初期のころはずっと自分が開発をして、テレアポから訪問まで行って、クロージングで開発して請求書送るところまで全部自分がやっていたんで。
お金も持たずに留学
小さい頃からパソコンが好きだったので、パソコンの勉強がしたくて商業系の高校いきました。その時はビルゲイツとか、スティーブジョブズがすごく活躍していた時代でして。
若くてもこれだけ世の中に影響を与えていって、人生1回しかないんで、こういう人になりたいな…という考えから企業を志しました。
そうですね。大学のときに英語の勉強がしたくて、それまでは世界を放浪してたりしてたんですけど…。
オーストラリアに1年留学しにいって…。
ただ留学っていっても何も決めないで行っちゃったんですよ。
その日に泊まる宿も決まってない状態で行っちゃって。
学校に行くためのお金を貯めないといけなかったんですけど、その時間もったいないなと思って。
「向こうで働いて貯めたらその時間も英語の勉強になるでしょう」ってことでとりあえず行ったんですよ。
着いて、じゃあどこ泊まろう、そんな状態で行きました。
ただ、やっぱ現実はそんなに甘くなくって。
「このままだと学校に行けない」って状態になっちゃいました。
それでもビジネスチャンスを探って、会計系でちょっと「これはチャンスだな」ってところがあったので、事業を立ち上げました。
世界放浪で得た価値観
世界放浪はかなり大きな影響を与えてると思いますね。
その行動も元々の理由があって、「会社を起こしたらいろんな国に進出したいな」って。
「海外慣れしておこう」…というか「視野を広げよう」っていうのがあって。
前職で新卒2年目で海外支社立ち上げから代表を任せてもらったんですけど、海外での旅の経験とか、オーストラリアで事業を起こした経験とか、そういうものがないと厳しかったなと思いますし。
マインドです。
日本にいると日本人としか触れあえないんですけど、一歩外に出れば、ほんといろんな文化の人たちが1つの場所にいるわけですよ。
そういう中で仕事をするのは、やっぱり自分のマインドや価値観を世界基準にしておかないと仕事できないんで。
いや、それは確かに、すごい面白いですね。
僕も実は世界一周してたんですけど。
この間もシンセンとか行ってましたけど、やっぱりそもそも価値観の違う人同士で、一緒に組織としてやっていくためには、そこを理解する必要がありますからね。
顧客が必要としたモノが合致した
世界をこれから視野にいれていく企業として、あくまで国内向けの事業を展開されているCTIとかBtoBの部分で、ここだけは絶対負けないぞってところがあれば教えていただきたいなと思います。
一番の強みは、開発会社からスタートしているので、エンジニアの質や開発力です。
CTIなどは、競合でいうと、だいたいコールセンターや営業代行会社が自社用に作ったものを販売しだしたみたいのが結構多いんです。
エンジニアサイドから生まれているものって、たぶんうちくらいしかないとおもいます。
だから機能的には非常に質が高かったりとか。
携帯回線と連動するところで特許をもっているんですけど、そういうのができるのがうちだけですねー。
それよりもプロダクトが出来てから今に至るまでの開発スピードっていうのが圧倒的に違うと思います。
システム開発って、技術力がめちゃくちゃ高くて何でも作れますって感じですね。
その中で、CTIを選んだ理由をお聞きできますか?
CTIになった理由は、自社で使いたかったからです。
それと、たまたまお客さんから同じような開発依頼があって、うちも作りたかったんで、作りますよと。
使ってもらったら、めちゃくちゃよかったんですよね。
すごい効果がでて、すごい喜んでもらって。
で、これは面白いなっていうので特許とって、販売しだしたっていう経緯です。
「ジャパナイズ」を経営
ジャパナイズは、ゲストハウス的な簡易宿泊所ですね。主にお客さんはインバウンドです、外国のお客さんがきてくれてて。
それも作った経緯としては、やっぱり海外放浪していた経験が大きくてですね。
海外に行った時はゲストハウスやホステルにずっと泊まって、そこで友達を得て、いろいろ一緒に回ったりとかしてました。
今でもFacebookでつながってて、よくやり取りしますし、それってもう人生の財産なんですよね。
できるだけ宿泊者同士の交流が生まれるように、距離が近いようにするために1階に飲食店を作って、そこで飲みながら会話が生まれるようにしたりとか、2階もコミュニティスペースあったりとか。
ゲストハウスとかの価値って、別に寝れることじゃないんで、コミュニティが生まれることなので、それはやっぱり考えて作りましたね。
長期的な目線を持つ
会社をうまくしていく上で何が一番重要だと思いますか。ビジョンなのか、それとも、お客さんに言われたことを形にしていく力なのか。
高橋さんの中でそういった、今までの経験を踏まえて、これが今一番大切なんじゃないか、僕はこれを大切にしている…みたいなところがあれば、最後に聞かせていただきたいなと。
会社として大切にしてるのは、長期的な目線を持つことですね。
短期的に「これをやったら確実に利益が出る」っていうものでも、長く続かないものはうちは絶対やらないんですよ。
なるほど、長期を考えられれば、うまくまわっていくのですね。
今日は非常にためになるお話を、どうもありがとうございました。