人生を変える出会いを!“社長メシ” で企業と学生を繋ぐ 株式会社ユナイテッドウィル 佐々木 拓己 社長

就職活動といえばみんな同じ髪型にリクルートスーツ、面接。
そんな型にはまった日本の就職活動にイノベーションを起こす!ユナイテッドウィルは『就活の場をデスクからテーブルへ
社長と学生を直接繋げ、食事をしながらお互いのビジョンを語り合う場を提供します。

決して恵まれた家庭環境とは言えなかったかもしれない。
でも上京して覚悟を決め、努力を続けられてきた佐々木社長に迫ります!

人物紹介:佐々木拓己 社長
青森県出身。上京後は携帯電話の営業を始めトップセールスになり、営業部長として上場にも貢献する。決済代行会社に転職後は、部長として営業部門をひっぱり、売上300%を達成、社員数100名超の規模にまで成長させる。事業部長、COO(最高執行役員)として経営に携わった後、2010年12月に株式会社ユナイテッドウィルを創業。子どもの頃から野球少年で、今でも草野球チームに入って野球を続けている。

 

人物紹介:大熊
TACHIAGEの起業家インタビュアー。現役の大学生でもある。子どもの頃から野球をやっており、ポジションはピッチャー。佐々木社長が学生時代に140kmの球を投げていたと聞き驚愕。

 

野球に打ち込んだ学生時代

本日はよろしくお願いします。
早速ですが、佐々木さんの子ども頃のことから教えてください。
とても活発な子どもで、野球をやっていましたね。
野球は小学校から高校まで続けていて、今でも草野球チームに入っています。
今でも続けられているとはすごいですね。
勉強のほうはどうでしたか?
全くやっていなかったですね(笑)野球一筋でした。
高校受験の時も野球のスポーツ推薦で入りました。
大学もスポーツ推薦ですか?
いや、大学進学は考えませんでした。
僕は4歳の時に父親を、16歳の時に母親を亡くしていて両親がいないので、母親方の親戚に面倒をみてもらっていました。みんなでバックアップしてくれたので何不自由なく生活はできていましたが、大学に行くことは考えなかったです。

そうだったのですね。高校卒業後は就職をされたのですか?
そうです。就職のために上京して、大手ゼネコンの下請け会社である建設会社に就職しました。
でも仕事内容に全く興味を持てなくて1ヵ月で退職し、その後は4年間ほどフリーター生活をしていました。
そこから何か変わるきっかけがあったのですか?

同級生たちが大学を卒業して就職する時期になってきて、先輩たちに「そろそろお前もちゃんと考えたら?」と言われて、それがきっかけですね。

いつまでもプラプラしていられないというのはいつも心のどこかにありましたし、あと両親がいないので周りと違って仕送りを送ってもらったり、サポートをしてもらえるということがない。
親戚にもこれ以上迷惑をかけたくない。

誰にも頼れないのだから、今後は自分でしっかり働くしかないと覚悟を決めました。

やるしかない!覚悟を決めてトップ営業から起業へと突き進む

その後どんなお仕事をされたのですか?
ベンチャー企業に入社し、携帯電話の営業を担当しました。
確かトップセールスだったとお伺いしたのですが、これから社会人としてやっていこうという高いモチベーションをお持ちだったのですか?
そうですね。やらなきゃいけないという思いと、根本的に負けず嫌いという思いがありました。
とりあえず目の前に課された課題をクリアするために自分にできることをやろうと。負けず嫌いと諦めない気持ちは人一倍強かったと思います。
そこでトップセールスを取られて、その後転職をされたと思うのですが、転職のきっかけになったのはどういった心境の変化がありましたか?

ずっと上場を目指してきた中で、上場を実現させることができたんです。じゃあ自分の次なる目標は何だろうと考えました。

今後自分がステップアップするためには環境を変えてみて、将来起業をするのもありだなと考え始め、その前に1つステップを挟んでみようと思いました。

お話をお伺いしていると、常に目標を掲げて、それに向けて一生懸命やっていらっしゃったんだなと感じます。
上場したり、ある程度の規模感の会社になってくると、もうある程度レールが敷かれているわけじゃないですか。
将来自分が起業したいと思ったときに、自分がレールを敷く側にならなければいけないなと。0から作るとか、1から作るという経験が必要だと思ったので、それであれば今の会社ではない。
自分が今までやっていないことは何だろうと考えました。

向上心がすごいですね。
だって一度きりの人生じゃないですか。
だったらやりたいことというか、生きることに対して、チャレンジし続けたいなと僕は思っています。
それは別に苦でも何でもなく、そっちの方が楽しいなと。

かっこいいですね!
転職先に決済代行会社を選ばれた一番のポイントというのはありますか?
事業がこれから絶対伸びるだろうなと感じました。
それから会社の規模的な部分で、僕が入ったときはまだ10名くらいだったので、そこから広げていくというのは面白いし、できるという気持ちもありました。将来自分が起業するときに必ず必要になる経験だと思ったので、それは絶対やろうと思いました。

上場企業から10名くらい、かなりの環境の変化がありますよね。
何かあっても自分はやっていけるという自信がありましたね。
全然怖くなかったです。
そこでもいろんな経験をされたと思うのですが、今までと一番違いを感じたところだったり、学ばれた部分はどういうところですか?
意思決定を自分がしなくてはいけないというところです。
それが結局うまくいく、いかないというのも、自分の意思決定によるということを身近に感じたところかなと思います。
それこそ起業するにあたって重要な部分をそこで学ばれたのですね。

HR業界にイノベーションを!

起業する際には事業内容はもう決められていたのですか?
全く決めていなくて、やりながらという感覚ですね。
最初はエンジニア派遣からスタートし、今ではHR(人事関連)事業において、就活生向けアプリの運営やイベント開催、キャリア相談などを行っています。

最近特に力を入れているのは「社長メシ」というサービスです。

社長メシ⇒ 就職活動・インターン探しに特化した、学生と社長を直接繋げるCtoCマッチングサービスです。
社長とその企業に興味のある学生が食事会を通じて実際に会い、話をすることができます。

(株式会社ユナイテッドウィル HPより)

HR事業に興味を持たれたのはどういったお考えからですか?

新卒採用も中途採用もそうなのですが、現在は売り手市場ということもあり、人材紹介会社の手数料がどんどん上がっていると感じています。

手数料が上がることによって採用されない人とか、もしくは採用したいのに採用コストが捻出できない中小ベンチャー企業が増え、出会いの機会損失を作ってしまっているのではないかと思いました。

これは社会全体のためにならないので、変えられないかなと。

企業が採用しづらくなっているのであれば、学生に会う場所がないと諦めるのではなく社長自らが出ていってビジョンを語る。
意思を持っている学生たちと出会い意思と意思をぶつけ合って、それを面接じゃなくて、フランクな食事とかお酒が入った中で、お互いのビジョンを語り合う場を作りたいと考えました。

学生も大手志向の方も多いとは思いますが、ベンチャーだって良い企業があるんだよ、こんな熱い社長さんもいるんだよというのを知る機会にもなりますし、もしそれで採用されなかったとしても、今後の人生や社会人になるためのアドバイスを貰えると思うんです。

学生は率直に社長に質問ができるし、社長にとっても自社に関心を持つ学生と直接話しをすることができる。
それって最高だなと思って、社長メシを作ったという感じです。

素晴らしいですね。学生はなかなか社会人に会う機会すら少ないという現状があります。
そういった中で社長の人柄や考え方は大きな判断基準になりますし、直接ビジョンを聞けて、かつビジョンを共有したうえでマッチングができるというのは貴重な機会だと思います!そういう思いというのは実際にご自身で経営に携わるようになり、採用が難しいというところから思い浮かんだのですか?

そうですね。採用が難しいというか、求人媒体に大手企業と同じ金額を出して同じページ数を出したところで戦えないんです。知名度や給与、福利厚生面では勝てない。

ではどこで勝つのか?と言ったら、社長自らが出ていって、ビジョンを語ってグリップするのがいいのではないかと思いました。

今までになかった形のサービスだと思うので、軌道に乗るまで色々な困難などもあったのではないかと思うのですが、大変だった点とかはありますか?
僕は過ぎ去ったことを大変だと振り返ることがないので、大変だったという記憶がないんです、実は(笑)
苦労はあったと思いますが、今となっては良い経験になっています。

自分の人生は自分が主人公。自分で意思決定を

社長メシが今後作りたい世界観はありますか?

社長メシの思いというのは、日本の経営者がこれからを担う日本の若者たちに思いを伝える場でありたいということです。

それから、今後は売上の数%は「社長メシ基金」として運用していければと思っています。
僕の境遇にも重なるのですが、例えば片親がいないとか、両親がいなくて児童施設に入っているとか、そういった子どもたちにその基金から学びの場を与えられればと思っています。

そうすると社長メシに出ていただいた社長さんにとっても、たとえ採用ができなかったとしても無駄なお金にはなりません。
社会貢献ができて、なおかつ、さらに下の世代の子たちにも受け継がれていくというところまで、しっかり作っていきたいです。

こういった形の採用があるのかと、改めてお聞きして本当に素晴らしいサービスですね。
採用という部分においては、今までと同じような形を取っていては駄目なんだろうなというのは社長メシをやって気付きました。
共感採用」といった点でもまさにというところですよね。

社長メシというコンテンツを使って、自分は将来どういうことをしたいのかとか、働き方やキャリア形成について視野を広げ、もっと多くの可能性があることを学生に知ってもらいたいと思います。

あとは企業側にとっても、採用ってそもそも何だっけ?というところを考えるきっかけにもなると思います。そういう形になっていけばいいなと。
採用まで至らなかったとしても繋がる思いもあるでしょうし、何かしらそこでは必ずイノベーションが生まれているはずだと思います。

本当にそうだと思います!
最後に学生や未来の起業家にメッセージをいただけますか?
自分の人生は自分が主人公なので、悔いのないように自分が一番いいと思う意思決定をその都度選んで進んでいく。それが大事だと思います。
佐々木さんの言葉は、現在学生でもある自分にすごく響きました…。
ありがとうございました!

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